本会の国際活動は、母子保健の国際協力、
国際交流に関する事業[定款4条(5)]として位置付けられ、主には以下の事業を行っています。
ICMは現在(2020)、124の国の143の助産師協会が加盟しています。ICMの活動は、国際委員会が中心となり行っています。
日本助産師会は、日本の加盟団体の一つとして3年毎評議会には2名が代表として参加し、本会の意見を投票し会議に参加しています。
評議会では、ICMの組織と活動、助産師の倫理綱領やコアコンピテンシーなどの発行文書の見直しや新規の文書などについて、検討・討議されます。
日本助産師会では、JICAや他の国際協力事業団体等からの委託を受けて、国際協力活動を行っています。
日本の母子保健の水準は世界でもトップクラスとなっています。これまでに日本助産師会が蓄積してきた母子支援の知識と技術を活用し、世界の母子保健の向上に貢献しています。
日本助産師会では2017年から“JICA―モンゴル国別研修「チーム医療を通じた周産期医療の質の改善」の研修委託を受け、1月~2月にかけ、毎年約5週間の研修を行っています。研修には、モンゴル全土の5つの産科病院から医師、助産師1名づつ、計10名の研修生が参加しています。
本会では、本研修のコースリーダーである神戸市看護大学高田昌代教授、大阪大学産婦人科遠藤誠之教授と共同し、主に研修準備、講師の手配等を行っています。
研修は、本邦での周産期医療の実際や助産ケアについての具体的な内容となっています。JICA関西での講義や演習、病院・診療所・助産所での研修、地域での母子活動への参加など、多様なプログラムとなっています。研修生は、研修での学びを活用し、自施設の課題解決に向けたマニュアルを作成し、帰国後の業務改善に役立っています。
2019年9月、国際ロータリーグローバル補助金事業“Happy Birth & Happy Baby”プロジェクトの委託を受け、日本の新生児蘇生研修(2日間x2回)をモンゴルの助産師102人を対象に行いました。
“Happy Birth & Happy Baby” プロジェクトは、Twinning Project特別委員会の活動から提案され、国際ロータリーのグローバル事業として承認され、研修実施を行いました。
肥満予防パンフレット
みなさまのあたたかいご支援をお願いいたします。
ご支援いただいた支援金は、助産師が支援する際の活動費としても活用させていただきます。
銀行・支店名 | 三菱UFJ銀行 浅草橋支店 |
---|---|
口座名義 | 公益社団法人日本助産師会 |
口座番号 | 普通預金 0050525 |
領収書が必要な場合には、①振込日、②振込金額、③振込名、④住所について、下記住所宛てに送付いただくか、
問い合わせフォームにてご連絡ください。
【送付先】
〒111-0054 東京都台東区鳥越2丁目12-2